おかしくはないです

嫌いな言葉は「多幸感」

【マネーモンスター】テレビはすごいぞえらいんだぞ

面白かったです。オールドスクールというか手堅い作りのサスペンスで、ちゃんとハラハラしつつ色んなエピソード同士が繋がって真相は……ああっそうこう言っているうちに警察が突入しようとしているどうしようハラハラ、みたいな。ただその色んなエピソードのつなげ方がちょっとオールドスクールすぎてなんか想像以上にチープに見えたりすることもあるんだけど、ちょいちょい入ってくるおもしろが面白くて劇場でもかなり笑いが起こっていました。所々のお約束外しには、ジョディ・フォスターの良心も感じたよ。

愉快な司会者を演じるジョージ・クルーニーといえばERで一世を風靡し今やアメリカの良心とも言える真面目人間でそういえば『ミケランジェロ・プロジェクト』も似たような感じだった。そしてこの映画はテレビ業界の話なのですが、どんな状況にも臨機応変に対応するのがテレビクルーなんや、プロフェッショナルの集まりなんや、とあのおっきな瞳で諭されているような気分になるくらいみんな有能。結末のふわっとした感じもテレビっぽいといえばテレビっぽい。

経済周りの要素はほとんど重要ではなくサスペンスを導くための導入でしかないので、気軽にサクッと楽しむには丁度いい映画なんじゃないかな、それって結構今の日本のスクリーンでは貴重な気がするので、オススメです。