おかしくはないです

嫌いな言葉は「多幸感」

【I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE】昔借りてきたビデオみたいに

「見たことある!」という体験が上映時間を終始支配して、つまり映画の中身はむかし、レンタルビデオ屋さんで借りてきたスヌーピーのビデオそのものだった。違う点は3DCGで作られているということだけど、肝心の絵自体の魅力はそれほどでもなく、EDで出てきたシュルツのイラストは目が離せなかったりしたので、好き嫌いの問題かもしれないけどなかなか難しいところだなあ。

チャーリー・ブラウンは自分のことをダメだダメだと言うけど、実際のところそんなにダメじゃないから「ンモー」となる。少なくとも映画の中では、何にも失敗してないし、やろうとしたことは(表面的な結果のいかんにかかわらず)やり遂げてるし。ピーナッツはシュルツの私生活の(不満の)投影だけど、シュルツが自身を重ねているチャーリーには<ダメなやつ>のレッテルを作者のシュルツ自身が貼らないといけないから、チャーリーに感情移入してない第三者から見ると「そんな気にするようなことはないぞ」という感想が出てきてしまうのも仕方のないことではある。

そんな中でペパーミント・パティは何か異様な存在感を放っていた。将来、当然のように大統領とかになっていそうだ……。