読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

おかしくはないです

嫌いな言葉は「多幸感」

【人生スイッチ】内藤哲也のトランキーロ魂

復讐にまつわる6つの話がオムニバスで語られる。復讐に至るまでの怒りの発露の仕方はアルゼンチンisデンジャラスと思わせるには十分なほどむちゃくちゃで、特に車関係のトラブルは容易に死を招くのではと怯えていたのだが、ラストの結婚式エピソードのまとめ方に、怒りを表明しないままで生きる方が事態の深刻さを意識の中でどんどん深めていくがゆえに、むしろデンジャラスなのではないか、と小賢しい自分を省みたりもしたのである。あなたの人生のことは知らないが、わたしの人生はそんなたいしたものではないのだと、怒るからこそ気付けるのだ。

ぜんぜん映画と関係ない話で恐縮だが、劇中にけっこう何度も「トランキーロ」って聞こえてきたので新日本プロレス見てる人には「あっほんとにスペイン語圏ではトランキーロって使うんだ!」ってびっくりしたよ。今この言葉を決め台詞として使っている内藤哲也は復帰してすぐにG1で優勝してその優勝決定戦は両国いっぱいに内藤コールが鳴り響いて中邑ファンの私はブチ切れだったのだが、その後一ヶ月もしないうちにブーイングがひどくなって(後楽園は特にやばかった)あげく東京ドームのメイン戦から格下げされるという事態になってもう散々だし私は私で新日のファンってなんなんやとさらにブチ切れだったのだが、2年ほどしたらヒールターンしてふてくされキャラとしてみんなをイライラさせている。とてもいいことだ。そういう意味では結婚式の話に続く第7話が内藤哲也を主人公として展開中なのでみんな見よう。「トランキーロ、あっせんなよ!」なのである。